ファシリテーション・グラフィックを学ぼう! 1日目
7月19日~20日と新潟県女性財団主催の「ファシリテーション・グラフィックを学ぼう! Basic」に参加します。講師は、日本ファシリテーション協会会長の 加留部貴行先生
今日は一日目です。
ファシリテーション・グラフィックについては以前に同じく女性財団主催の講座の中で少~し体験したことがありましたが、基礎からしっかり、というのは今日が初めてです。
どんなことをするんだろう、どんな方がくるんだそう、講師はどんな方だろうなどと思いながら参加しました。
まず、講師の加留部貴行先生は、ほぼずっと笑顔滑舌もよい!笑いもとれる!というまさにファシリテーター向きという感じの方でした。
経歴も多彩で学生の頃からボランティア活動をされ、企業(西部ガス)に席を置きながらも、行政・NPO法人に参画、現在は九州大学の准教授と”一人産学協同”(漢字はあっているでしょうか?)を実践されているとのこと。
今日は、ファシリテーション・グラフィックそのものというより、その前提のお話しが多かったです。その内容はまさにメディエーションや人間関係トレーニングのようでした。
納得納得
グラフィッカーが書くということは、”思い”を”言葉”にして、それを聞いたグラフィッカーが”要約”して、”板書”するという流れになるとのこと。
発言した人と書く人の間には「対話」が必要で、発言した人は、書く人がわかりやすいように書きやすいように言葉を発するような工夫も必要ということでした。
それらのことをワークを織り交ぜて、ご説明頂きました。
ファシリテーターの役割についてもよい例示をして頂きました。それは「皿回し師」
つまり、皿を回し始めるまで(議論がうまく回るまで)は何かとお世話をし、回り出した後は観察。ちょっとブレるなど問題が出たところで、介入すると言う流れです。
なるほどね~。
そして大事なのは、「場を信じて委ねつつ」ということ。
一日目にして、非常の多くのことを勉強したような気がします
さて、こんなにいい話を聞いて、是非新潟県司法書士会の会議でもホワイドボードを購入して頂き、審議が必要な議題には、ファシリテーション・グラフィックを活用したい!!
のですが、ここから先に進めるかが問題
また、物好きな関川が、なんか新しいことやりたいみたいだぜ・・・みたいな反応になるのではないかという不安があります。
そうそう、講義の中でも「よいよい場作りを目指していくために」の中で、③孤軍奮闘・孤立無援の人たちをつなげる、というのがありましたがファシリテーション・グラフィックなどを必要とする組織などの場合、往々にして孤軍奮闘状態が作出されているということの裏返しか?!とも思ってしまいました(>_<)
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