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2009年11月10日 (火)

ケースマネージャーの重要性

過去に3回、ケースマネージャーを経験しました。

応諾要請をして、相手方に来てもらうことができたのは、1回でした。

その1回の事件は司法書士持ち込み案件であったため、その方の後押しで来てもらうことができた事案でした。

メディエーションのトレーニングは大半がメディエーターのためのトレーニングですが、相手にきてもらわなければ、メディエーションはできないので、ケースマネージャーの役割は非常に重要です。

メディエーターのトレーニングを十分した上でないと、ケースマネージャーは難しいと思っています。

なんらかの契約がある当事者間の争いの場合は、まだよいのですが、契約がない場合、例えば、騒音を始めとする近隣紛争・単純にお金の無心などは、申込人の一方的な要求ととられがちです。

自分の身に置き換えても、何か新しいこと・いつもと違うことをするにあたり、「できない理由」はたくさん思いつきますが、「できる理由」は少なめです。

ただでさえ、イヤな相手からの申込みの場合、相手方とすれば、行かない理由はいくらでも考えつくのではないでしょうか?

その理由それぞれに対し、説得力ある(強く説得するのも問題あるかもしれませんが)言葉を臨機応変に述べることの難しさ。。。

嫌な気分にさせない、でも迎合しない。冷静に粘り強く。自分から行きたくなるような問いかけや言葉かけをする。

これができる人ってスゴイですよねsign03

残念ながら、私はまだまだ訓練が必要です。

裁判所の調停ならば、もうちょっと簡単に来てもらえそう、などと考えてしまいます。

やっぱり、なんらかの権威に頼ってしまうんですね。

ADRの勉強を始めた当初から、応諾率が低いことは聞いていましたが、実際に自分がケースマネージャーをすると、本当に大変で、なんで私がこんなこといわれなければならないの!と思うこともあります。

もう面倒くさいから裁判所の調停利用した方がいいんじゃないの!とも思ってしまいます。

そんな面倒を乗り越えて、敢えて民間がメディエーションをするメリットはどこにあるのだろうか?ともう一度初心に戻って考えてみたいと思います。

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コメント

 関川先生が、いつも難しいことにめげないで、考えはる姿勢って素敵だな♪
貴ブログに「こんなことが書いてあったね」と話す仲間が、私にもあれからできたのです。
先生お元気でお過ごしくださいませ。

投稿: 消費生活相談員 | 2009年11月11日 (水) 01時09分

消費生活相談員さん
おはようございます。

コメントありがとうございました。

かなりめげてはいるのですが、次どうしようか?ということに思考が行っているようです(笑)

ADRの仲間が増えるのは嬉しいことですねhappy01

お互いに頑張って活動していきましょう。

投稿: せきかわ | 2009年11月11日 (水) 09時47分

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