司法書士報酬の上限設定?
昨日の朝日新聞に、日本司法書士連合会が、司法書士報酬につき上限を設けることを検討している旨の記事が載っていました。
理由はもちろん、過払いに関する不祥事が続いているからです。
記事にもあるとおり、もともと司法書士報酬は、上限下限が決まっていましたが、公正取引委員会の指摘により、自由化した経緯があります。
しかしながら、自由競争にまかせた弊害の方が大きくなってしまったと言うことでしょう。
個人的には、制限があった方がいいのではないかと思っています。
自由競争の名の下に司法書士としての社会的責任を無視して、お金儲けのみを追求した結果、司法書士自体の信用低下を招くことになっては元も子もありません。
このような状態が続くと司法書士業界全体が地盤沈下してしまう懸念を感じます。
今日も、東京の行政書士からセミナー案内のDMが届いていました。「行政書士が不況時代に生き残るための新しい経営戦略・営業術」
営業の自由はもちろんありますし、事務所経営は大事です。
しかし、あまりに下品なのは、受け付けられないですね
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