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2010年3月 8日 (月)

ジェンダー・センシィティブにセンシィティブです

最近、精神科医の斎藤環さんの「関係する女 所有する男」を読みました。

マリッジカウンセリングを勉強しているときに、先生から男女の差に関するいろんな本を紹介してもらいました。最も影響を受けたのはジョン・グレイ博士の「ベスト・パートナーになるために」でした。

その先生のやり方では、話を傾聴しながら男女差についても、クライエントに説明しながら進めるというものでしたから、そのへんの知識は大事で常に気になっていることでもあります。

「関係する女 所有する男」はふと手に取った本でしたが、未知の内容満載で大ヒットでしたflair

医師としての正確な知識から、ちまたに出回っている男女差又は女性について、もしくは男性についての本にトンデモ本が多いことを指摘しています。

例えば、脳梁の太さの話。

それに「話を聞かない男、地図が読めない女」については、かなりデタラメということがわかり安易に信じていた私はとっても恥ずかしくなりました(>_<)

詳しくは、本を読んで頂ければわかりますが、この男女差については司法書士の仕事においても重要だなと思っています。

特に離婚相談を受ける際には、必須だと個人的には思っています。

メディエーションにおいては、当事者はお互いに多くの誤解を抱えています。その誤解には、ジェンダーにからんだものが含まれていることもあります。ジェンダー・センシィティブの意識を持ちつつ、メディエーターとして一方の言葉を他方に翻訳するような場面もあるんじゃないかなと感じています。

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コメント

関川さま

 2月の全青司ADR研修会、お疲れさまでした。
以来時々ブログを読ませて頂いています。

斉藤環さんのお名前を見かけましたので、コメントしたくなりました。
「関係する女 所有する男」はまだ読んでいませんが、関川さんが
「大ヒット」と言われるので、読んでみようと思います。

タイトルから推測すると、女性は人間関係に生きていて、関係づくりが上手、
男性は支配被支配所有非所有で考える傾向があるということ?

確かにご夫婦では、女性(妻)は、無駄話でも愚痴でも話をしたい(関係を求める)のに、男性(夫)は、話の意味や結論、手だてを求めがちで、妻の話をもどかしく感じるということがあるようです。最近は、話好きの男性もいらっしゃるので、一概には言えないと思いますが。

以前に中国の方で、伝統的な家制度のもとで妻が仕事をしたり自立的に暮らしたりできにくく、離婚にも風当たりが厳しくて大変な思いをされている方にお会いしました。それに較べると日本、とくに首都圏では結婚生活での性差による差別は見えにくくなっていると思います。

結婚離婚では、ジェンダーはどのような問題として現れてくるのでしょうか。
関川さんのご意見などまた聞かせて下さい。

投稿: もりさき | 2010年3月14日 (日) 18時27分

もりさきさん、こんにちはhappy01
コメントありがとうございました。
本の内容は、おおまか予想とおりだと思います。私はちょっと理解できない・・ところもあったので、はっきり申し上げることができないのです。ゴメンナサイ。

ところで、結婚・離婚では、ジェンダーがどのような問題として現れるか?ということですが、私のところに来る段階で、すでに問題が発生している訳です。

一人で来てどうしたらいいか?迷っている方には、ジェンダー・センシィティブに関するようなことをお話しし、それを知った上で自分の問題をどうしたらいいか?という結論に向けてのお手伝いをしています。

夫婦でこられた場合には、誤解の元にジェンダーがあることを指摘するようにしています。

私の場合は、司法書士なのでその程度でしょうか。

なお、離婚訴訟の訴状作成の場合は、理論的な思考をします(笑)

またお会いしましょうね。そして、私ももりさきさんからお話しお聞きしたいですheart

投稿: せきかわ | 2010年3月16日 (火) 16時06分

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