ADR講義終わりました
今日は、午後3:35~5:00まで、新潟県司法書士会の会員研修で、ADRのことを話しました。
最初の40分は日司連作成DVDを流しました。
が・・・
操作がうまくいかず、ものすごく焦りました。。。
一人で機械を操作し、話もして、という作業は思いのほか、大変で自分の家の機械ならまだしも、使い慣れていない会場の機械なので、なおさら大変でした
次に、プロジェクターをパソコンの方につなぎ直し、パワポの説明を開始。
残った時間40分で、ADR全般の話とにいがたADRセンターの運営の実際について話しました。
話している途中で、どんどん、どんどん、帰っていく人がいます
現在、司法書士・土地家屋調査士などの中でADRをやっている人は、どこでも変わり者扱いのようですが、改めてなんでここまで嫌われるのかな?と思います。
単純に紛争解決の一方法であり、企業なんかでもコンフリクト・マネジメントや合意形成、ファシリテーションが盛んになりつつあるのに、士業で敬遠されるのは、お金の問題だけなのでしょうか?
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コメント
{現在、司法書士・土地家屋調査士などの中でADRをやっている人は、どこでも変わり者扱いのようですが、改めてなんでここまで嫌われるのかな?と思います。
単純に紛争解決の一方法であり、企業なんかでもコンフリクト・マネジメントや合意形成、ファシリテーションが盛んになりつつあるのに、士業で敬遠されるのは、お金の問題だけなのでしょうか?}({}内引用)
変わり者扱いは慣れていますが、この頃は仲間(土地家屋調査士)からの講演依頼が多くなっています。よって、必ずしも嫌われているとの認識はありません。私は言葉によって紡ぎだされた話し合いの合意形成と法(法的)による指導・評価の結果のどちらを好むのかを含めて当事者の選択の自由があっても良いのではないかと思います。
学部の講義形式から、院のソクラテス・メソッドへの移項そして実践がメディエーションなのではないかと感じています。
少なくとも、あなたは変わり者ではありません。
投稿: 宮澤正規 | 2010年5月29日 (土) 21時27分
宮澤さま
コメントありがとうございます
私も問題解決に対し、選択肢が増えただけ、当事者の自由度が高くなることだと理解しています。
ただ、現実の壁は相当に厚いです。
当会は当事者双方に無料法律相談を提供する体制としていますが、特に新潟市の方の協力が得られず非常に苦労しています。
今日も引き受けた頂いたと思ったら、当該司法書士ご本人の都合で断られ、別の方の協力をお願いするのに時間を割いています。
新潟市は本会があり、調停場所には苦労しないのですが、人的な協力が得られません。
この傾向はそう簡単には解決しないと思っており、頭が痛いです。
投稿: せきかわ | 2010年5月31日 (月) 11時35分