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2010年7月16日 (金)

群馬会「執務現場から」2010 NO.42

群馬県司法書士会が発行している「執務現場から」の最新号2010 NO.42を読みました。

第1に、今回は、群馬会のADR委員会メンバーが愛媛和解支援センターを訪問したこと、そして事例検討会への参加や交流会の様子が詳しく書かれていました。

私も初めて愛媛和解支援センターを訪れたときの様子を帰ってきてから、にいがたADRセンターの委員会内で報告しましたが、いかんせん、いつも行くのは私一人で、インパクトが弱いところが否めません。。。

その点、群馬の場合は複数で参加し、しかも、後日しっかりした文章に残されているところはいつもスゴイと思っています。

事例検討会は、4時間で、なんと5事例も扱っていましたsign03

事例検討会の記事を読み、にいがたADRセンターとの違いを考えてみました。

1.発表者の数

  愛媛は発表者が1ないし2名。

  愛媛は単独調停が多いのでしょうか。それから、ほとんど松下先生と娘さんがケースマネージャーなど事務局処理をこなされているため、調停人のみの発表でよいのだろうと予想します。

  にいがたADRセンターは、発表者が4名。調停人2名、ケースマネージャー1名、書記1名のそれぞれから発表してもらっています。

  勉強のため、そして地域的な問題で毎回、担当者を変えています。

2.一事案の発表時間

  愛媛は、1名からの報告のため、1事案たぶん1時間くらいなのでしょう。

  にいがたADRセンターは、1事案4時間くらいかかります。先日2時間で済ませましたが、全然時間が足りなかったです。

3.発表形式

  愛媛は、各自好みの形式で事案の概要と経過・結果の報告(に見える)

  にいがたADRセンターは、全青司同様「事案共有シート」を使って、ケースマネージャーからの視点、調停人の視点などを分け、調停に影響を及ぼしたトピックスを複数上げて、それぞれ議論しています。

 1つのトピックスについて、メンバーから様々な意見がでます。時に収拾がつきませんsweat02

 私も含め、手探り状態で調停を行い、その都度修正箇所があれば、書式ややり方を修正しています。

 こうして見てみると、愛媛は体制がしっかりし、各調停人も独立してスキルも身に付いているように感じ、新潟は、まだ助走期間中だなと改めて思います。

 そして、にいがたADRセンターでは会議ファシリーテションのスキルが加わると、より前進すると思うのです。

私が司会をするときは議論がかみ合うように、建設的な意見交換になるように、努力していますが、まだまだですね。

会議ファシリーテションについて、委員会内で知ってもらえる機会があるといいな。

 次に、特筆すべきは、この本の内容の豊富さです。ADRだけでなく、登記も裁判も、川柳も、どれも勉強になるものばかりですshine

新入会者向けの「登記記録上の所有者が真実の所有者でなかった場合と登記原因証明情報」は今更ながら、納得の記事でした。

登記記録上の所有者が真実の所有者でない場合は、実際よくあります。

例えば、土地を買いたい本人では銀行の融資が下りないから、本人の兄弟名義で便宜登記する、などです。

実際にお金を返済している本人がつまずくと、名義を貸した兄弟まで破産しなければならないとか、順調にお金を返したが、その名義を元に戻すのに税金がかかるから、ずっと真実の所有者に名義を移転していないとか、枚挙にいとまがありません。

しかも真実を知っている当事者が亡くなると、更に事態が面倒になるのですbearing

皆さん、登記にはゼヒとも真実を反映させて下さいsign03 by気の小さい司法書士

 

 

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