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2012年2月 2日 (木)

ディシジョン・メイキング

先日のファシリテーションにいがた・例会の研修講師は加藤彰さんです。

加藤さんにお会いする前に、昨年12月に出たばっかりの加藤さんの著書(正確には堀公俊さんとの共著ですが)「ディシジョン・メイキング」をどうしても読んでおこうと決意!

何とか2日前に読み終わりましたcoldsweats01

この本の構成としては、大きく以下のとおりです。

diamond初級編~合理的に意思決定する

  議論をうまくかみ合わせる方法、例えばディシジョンツリーやマトリクスを用いて考えるやり方の解説

diamond中級編~協調的な対立解消を図る

  交渉理論・質問スキル・統合理論などを使った対立解消のヒント満載

diamond上級編~対話による合意形成を目指す

  共通の立脚点を探す、選択肢の創造など

diamond熟達編~困難な衝突を解決に導

  信頼の醸成の大切さ、そして、南山の星野先生からお聞きしたことがあるように「人はよく聞いてもらえると妥協する」というようなことに触れています。

  熟達編のところでは、メディエーションの紹介もありました。

  つまりこの本でもメディエーションは、スキルとしてはかなり上位にあげられています。

 メディエーションの勉強をしつつ、ファシリテーションも勉強していると初級・中級のような基本スキルがあるといいのかもしれないと思います。 

 それから、簡単な合意形成場面をうまく仕切れるようになり、徐々に段階を上げていくことで一番困難な紛争当事者の合意形成ができるようになるのではないかとも感じます。

 メディエーションの専門家の方々からは、違うsign03とつっこみが入りそうですがcoldsweats02

 この本で紹介されている技法やスキルの数々は、(私の過去の経験によれば)福祉関係の方、コンサル、外資系企業などにお勤めの方は精通されていることでしょう。

残念ながら、司法書士の世界にはあまり知られていないです。

 先日も新潟大学の学生さんが新潟県司法書士会の機関誌に寄せてくれた文章の中に「法律家はコミュニケーション能力に劣るイメージがある・・・」との記述がありました。

う~ん、やっぱりそう思われているよね。。。

コミュニケーションが苦手な司法書士がメディエーションをやろうとする時、よくわからないがゆえに簡単にできるだろうと考える方々もいるかもしれません。

そして実際にやろうとすると、私のように上達しずらい。。。

救いがあるとすれば、先ほどの学生さんは、私のADRの講義を聞いてそのイメージが変わったとのこと。

もっと努力すれば、もっと変われるかもhappy01

医療の世界と法律の世界、どちらも知識の点で圧倒的に差がある患者さん・依頼者さんと先生の関係

しかも医療・法律の世界で使う言葉って、日本語じゃない可能性もあります(笑)

いままでコミュニケーションがうまく行かなかった両者の軋轢がいま、メディエーションという考え方・手法を求めているのかな、なんて考えが飛んでみたりしました。

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