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2012年4月

2012年4月26日 (木)

司法書士が有償でADRを実施するためには

いままでわかったようなわからないような状態でいたこと

司法書士が各単位会事業としてADRを実施する場合、認証を得ないと有償での実施ができない、ということについてやっと条文上の位置づけがわかりました。

何をいまさら。。。といわれそうですが自分の理解のためにまとめてみます。

1.ADR法 第6条(認証の基準) 

 法務大臣は、前条の認証の申請をした者(以下「申請者」という。)が行う当該申請に係る民間紛争解決手続の業務が次に掲げる基準に適合し、かつ、申請者が当該業務を行うのに必要な知識及び能力並びに経理的基礎を有するものであると認めるときは、当該業務について認証をするものとする。

 第5号では・・・

 手続実施者が弁護士でない場合(司法書士法(昭和二十五年法律第百九十七号)第三  条第一項第七号に規定する紛争について行う民間紛争解決手続において、手続実施者が同条第二項に規定する司法書士である場合を除く。)において、民間紛争解決手続の実施に当たり法令の解釈適用に関し専門的知識を必要とするときに、弁護士の助言を受けることができるようにするための措置を定めていること。

つまり、認定司法書士が140万円以下の民事事件で手続実施者になる場合は、弁護士の助言は不要

2.新潟県司法書士会会則 第3条(事業)

 (13)裁判外紛争解決手続の実施に関する事項

 よって、新潟県司法書士会はADRを事業として実施できる。

3.司法書士法 第3条(業務)

  6号 簡易裁判所における次に掲げる手続について代理すること。

  7号 民事に関する紛争(簡易裁判所における民事訴訟法 の規定による訴訟手続の対 象となるものに限る。)であつて紛争の目的の価額が裁判所法第三十三条第一項第一号 に定める額を超えないものについて、相談に応じ、又は仲裁事件の手続若しくは裁判外の和解について代理すること。

 つまり、司法書士は、業として簡裁代理及び裁判外の和解について当事者一方のみの代理はできる。

 司法書士法には司法書士が業務として、裁判外紛争解決手続の実施ができるという条文はない。

以下弁護士法72条と比較します。

 弁護士法 第72条 

 弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。

<結論>

club司法書士は、140万円以下だからといって報酬を得る目的で”一司法書士として”紛争の和解(調停)はできない。

club認証を得た各単位会で作る司法書士会調停センターは有償にてADRが実施できる。(ADR法第28条/報酬)~もちろん、無償でもOK

club司法書士という資格概念から離れて、個人的に”法人または法人でない団体で代表者又は管理人の定めのある組織”(ADR法第5条)を作り、「紛争解決事業者」として、調停センターを立ち上げ、そのセンターが法務省の認証を得れば、有償にて調停が実施できる。もちろん、無償でもOK

 その場合、手続実施者が認定司法書士の場合は140万円以下の民事事件は弁護士助言なしにできる。

  手続実施者の司法書士に認定がない場合は、全ての事件において弁護士助言が必要

club上記反対解釈として、報酬を得る目的がないならば法律(弁護士法72条)に抵触しない。

過去の兵庫県弁護士会の会長声明を再度読んでみました。

弁護士法72条の壁の高さ・厚さを改めて認識したところです。

 

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2012年4月25日 (水)

ADR認証ワーキングチーム会議

昨日4月24日 午後1:30から本会にて、ADR認証ワーキングチーム会議がありました。

規程類の作成はほぼ終わったので、様式集の作成をするためです。

先行する単位会が作ってくれた様式集が充実してきているので(笑)作業がラクになってまいりましたhappy01

次回の会議は、法務省の事前相談に行ってきた後に設定。

事前相談の結果報告とそれに対する対応を話し合うことと残りの様式集の作成です。

そして過去にやった実際の事件を基に当会で作った規程・様式集を使うとどうなるか?を検証するためのシュミレーションをすることにしました。

後日、名簿登載者の方にも同様に法令研修とともにこのシュミレーションをやってもらうことにしようと決まりました。

センター長が頼りになって本当に嬉しいですheart

このシュミレーション提案もセンター長が出してくれ、先の見通しについても考えながら動いてくれます。他の委員の方もそれに呼応して動いてくれるので助かっています。

次の山は、パンフレットの作成と記念イベントの企画です。

頑張りますsign03

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2012年4月22日 (日)

Interest-driven learning

昨日4月21日(土)は産業カウンセラー養成講座 3回目でした。

午前中は座学の講義で、午後から面接実習です。

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面接実習では、自分のくせがわかりますので、日頃の相談活動にも役に立っています。

まだ実習は2回目ですがこの講座におけるカウンセリングのやり方をいろいろと試しつつ、これはOK、これはNG、というのが徐々にわかってきました。

まだまだうまく行きませんが頑張りますhappy01

今日、DVDにとっておいた”スーパープレゼンテーション”を見ていたら、番組中に

「Interest-driven learnig」という言葉が出てきました。

「興味を追いかける学び」という意味だそうです。

今回プレゼンを担当していた方たちは、興味に向かって研究し、その成果を発表しているのです。そしてずっと興味の対象へ飽くなきチャレンジを続けていくことでしょう。

私が産業カウンセラーの講座を受けているのも、メディエーションという興味を追いかけている学びの一つだなと、思いました。(ちょっと大げさだけど。。。)

そしてこういう単語が存在するのがアメリカという国なんだなあと。

一度本場アメリカのトレーニングを受けてみたいなあと思ったりしています。

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2012年4月20日 (金)

全青司ADRトレーニング 上級編のご案内

全青司のホームページに全青司ADRトレーニング上級編の案内がアップされました

コチラですshine

全青司のページの中でスクロールしないでも見ることが出来る位置にありますhappy01

全青司会員が優先されますが、メディエーションの研修を受けたことがある方でしたらどなたでも参加できます。

全青司のトレーニングは”旬を扱います。

日本におけるメディエーションを取り巻く環境は数年前とは違ってきていると感じています。

メディエーションを勉強している人も増えました。

メディエーションを実施している団体も増えました。

日本におけるメディエーションのあり方についてもいろんな考え方が出てきています。

そういう中で ”今” 求められていること、やってみたいこと を皆さんとともに考え、楽しいトレーニングを実施したいと思っています。

どうぞお気軽に御参加下さいsign03

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2012年4月17日 (火)

法務省の事前相談に進むことができました

今日、日司連より新潟県司法書士会調停センターの認証について、法務省の事前相談を受ける段階に進んだ旨の連絡がきました。

やっとここまで来ましたよsign03

光が見えましたshine

事前相談の日は、5月後半なのでまだ1ヶ月以上先の話ですがcoldsweats01

しかも事前相談では、相当細かいところまで指摘があるとのことで、今後はその修正作業等が待ち受けていますので今からドキドキですwobbly

調停センターが認証されただけでもう何もかも終わった感じになりそう。。。

来週はワーキングチーム会議で様式の検討をします。

あとちょっと頑張りますgood

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2012年4月16日 (月)

心理学のトレンド?

4月14日(土)は、産業カウンセラー養成講座の2回目でした。

午前中は、臨床心理士である渋谷武子先生の講義。

経験豊富な先生のお話は面白く勉強になりましたhappy01

その中で、先生が今の心理学のトレンドが「統合」だというようなことをおっしゃっていたと記憶しています。

メディエーションをやっていると必ず出てくる「統合理論」(メアリー・パーカー・フォレット)

これのことなのかなsign02

そうであるとするならば、メディエーションもこれからトレンドになるんじゃないかと期待してしまう私flair

世界各国で実施され、メディエーションが盛んな国から他の国へ徐々に伝播している様子を先生方からお聞きするにつけ、なんで日本は広まらないのだろうか?と疑問を持つとともにメディエーションに批判的な人からは、「他の国でやっていることを何で日本でもやらなければならないのか」と言われます。

それは、メディエーションに効果が認められて有用だからなんじゃない?と思うわけですが。

国民性を超えて有用性がもっと認められるといいのになと思います。

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2012年4月13日 (金)

メディエーション勉強会

昨日4月12日はメディエーション勉強会でした。

何をどう間違えたのか案内文に開始時間を7:30と記載してしまったらしく、開始がいつもより遅くなりました。

自分の中では7時開始で正味2時間の内容を予定していたので、終了が9:30になり参加者さんには申し訳ありませんでした。

さて、今回は新しく参加して下さった方が2名いらっしゃいました。

司法書士以外の方の参加が増えるのはとても嬉しいですhappy01

お二人とも福祉関係の方で、今回のテーマである「傾聴」はよくご存じだろうから、退屈してしまわれないだろうかと若干心配しつつおりましたが、感想をお聞きすると「興味深い」というような趣旨のことをおっしゃってくれたので安心しましたwink

今回やったのは、以前に私が受けた傾聴ワークショップの内容を短縮したものです。

ワークのやり方の説明がいまひとつスムーズに行かなかったこと、ミニレクチャーの部分がとれなかったこと、進行全体が急いだ感じになったことが反省点です。

メディエーションのトレーニングで2時間って短く感じますねsweat01

気になったのは、ミニレクチャーができなかったために、プロセスとコンテントの区別ができなかったのではないかと思われるご意見が出たこと。

コンテントつまり話の内容に意識が行ってしまい、目標である「聴く姿勢」の学び(プロセス)と客観的に”今、ここ”を見るという部分が浅くなってしまったかなと懸念しています。

それから、メディエーションの場合、メディエーターとしては自分と価値観が違ったり、経験が違ったりする人の話を「聴く」ことが必要です。この時に”共感的”に理解しながら聴くことが大切です。

理解することにも「判断的理解」「同情的理解」「共感的理解」があると言われており、共感的理解を目指したいのです。

そして共感的理解をするにも、いくつかポイントがあり・・・ということが説明できなかったので、残念でした。

逆に言えば、ファシリテーターとしての気づきが多かったのかもしれません。

個人的にも”観察したこと”と”当事者の気持ち”が違っていたことを実感し、そこから気づきがあったので良かったです。

改めて「人間関係トレーニング第2版」の該当箇所を見直そうと思いました。

御参加頂きました皆様ありがとうございました。

次回は6月14日(木)7:00から、内容は「パラフレイジングとリフレイミング」です。

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2012年4月10日 (火)

全青司ADR部門会議

7日(土)の産業カウンセラー養成講座が終了した後、そのまま新潟駅から東京へ向かいました。

翌日8日(日)に全青司のADR部門会議があるためです。

今年は、僭越ながら私がとりまとめ役を仰せつかったので、皆様私の都合に合わせていただき、例年とは違って日曜日の開催になりました。

東京は絶好のお花見日和

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(目黒側の桜です)

10時から5時まで会議なので、みんなでお花見はできませんでしたが・・・

さて、会議のこと

今年は、新しく幹事に入って下さった方が4名もいらっしゃいます。

しかも優秀な人ばかりsign03

頼もしいですhappy01

この1日で1年間の事業担当者とスケジュールを決めてしまいます。

かなりボリュームのある会議ですが、メディエーションをやっている方ばかりなので会議もスムーズですheart

そもそも日頃から忙しく、仕事等に対する処理能力がどんどん上がっている皆さんなので、頼んで断られるということがありませんsign03

これすごいことです。そしていつも感心します。

素敵なメンバーと一緒に1年間”楽しく”活動できるのは私にとっても嬉しいことですhappy01

皆様、1年間よろしくお願い申し上げます。

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産業カウンセラー養成講座を受講します

新年度より産業カウンセラー養成講座を受講することにしました。

4月から10月まで土曜日が午前・午後ともほぼ埋まりますweep

体力が続くかどうかが心配です。そして講義開始時間は朝9時sign03

新潟市のユニゾンプラザが会場なので、私的にはとっても早起きしなければなりません。

実はココガ一番の心配ですsweat01

4月7日(土)が初回でした。

受講生の中にお知り合いが2名いたので、楽しくなりそうですhappy01

ただ、早速宿題が。。。

宿題は再提出させられることもあるそうです。大変そうbearing

それから受講にあたっての留意事項の中にインターネット上の各種サービスに実習の内容を投稿することを差し控えるようにとありましたので、ブログ・フェイスブックでは感想などは記載できないことになります。

プライベートなことを話題にすることになるので、確かにそうですね。

10月まで長いですが、なんとか頑張りたいと思います。

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2012年4月 4日 (水)

強風の中、ピラティス行ってきました

昨日は日本全国爆弾低気圧による強風で大変な中、ピラティスに行ってきました。

初回だし、せっかくヨガマット買ったしconfident

でも新潟県は夜9時から一番風が強まるという予報typhoon

悩んだ結果、6:45からのレッスンに遅れて参加し、8:00には帰ることにしました。

初心者が多く、はじめは口頭での説明が多かったようで、途中からでもなんとか大丈夫みたいでした。

感想としては

腹筋も鍛えられそうだし、バランスもよくなりそうheart

デスクワークが多くて肩や首のコリもあるけど、それも解消できそうheart

来週からも楽しく続けられそうですhappy01

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2012年4月 3日 (火)

NHK スーパープレゼンテーション

昨日、プレゼンの出来だけでものごとの判断しないようにしようと書いたところですが、この4月からNHKのEテレでスーパープレゼンテーションという番組がスタートしましたね。

不景気そして成熟の時代ですから、いかに商品やサービスを売るか、自分をうまくアピールするかというのがビジネスでは大事で、良いプレゼンができるようになりたいsign01という願望は多くの方がお持ちだということなんだなと思います。

内容も大事だけど、やっぱり外見(アピール)も大事ってことなんですよねcoldsweats01

内容も秀逸でアピール/プレゼンもうまくできればそれに越したことはありません。

私の場合、司法書士という職業柄かアピールがイマイチ苦手です(>_<)

お客様によいサービスを提供するための努力・勉強も怠らないけど、プレゼン/アピールもしっかりできるようにならないといけないというのが司法書士たる私の課題です。

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2012年4月 2日 (月)

内向的な人間は敗者なのか~Asahi Shimbun Globe より

日曜日の朝日新聞Globeで、ニューヨークの書店で売れている本の紹介がありました。

本文で一番大きく紹介されていたのが「Quiet(静寂)」

著者はSusan Cain(ハーバード大学のロースクール出身です)

「アメリカ社会では外向的な人間が過大評価されている」というのが結論のようです。

アメリカではアイディアや意見が優れているかどうかよりも、プレゼンテーションの上手な者が尊重される。一方、言葉数が少なく自分を主張しない人は、能力が劣っているといわれる。

外向的な人間が勝者で、内向的な人間は敗者という価値観がある。

しかし著者によれば・・・

club内向的な人間は注意深く、語ることより深い思考を重視する、仕事に集中し、自己鍛錬にたけている。

spade外向的な人間は自省せず、常に自分を優先するため、浮気や離婚の確率が高い。報酬を追い求め、仕事の内容は二の次。

昨今の金融危機は彼らによって引き起こされたのではないかとさえ推察しています。

アメリカでは当然と考えられた価値観に警鐘を鳴らしたこの本には賛否両論あったようです。

実はこの記事を読む前に、プレゼンテーションについてう~んと考えたことがあったので、なおさら気になったのでした。

過去に見たA・B二つのプレゼン

Aは、担当者がパソコン操作にちょっと戸惑った後に、プレゼンをしたのはおじさん

Bは、きちんとパソコン操作もできて、プレゼンもパリッとした若手が担当

当時は、Bに好感を持ちました。

しかし、しばらくたった今、実はAの内容の方が良かったのではないかと思うようになったのです。

再度資料だけを見直すと、Aがよさそう。。。

これからはプレゼンだけに惑わされずに「内容」をよく吟味しなくてはsign03と思った出来事でした。

それと同時に、自分も「プレゼンスキルあげなくちゃ」とか思って本を買ってみたりしましたが、結局は自分自身の能力そのものを上げていかないとダメだな~と思い至りましたsweat01

今年から付け始めた「選択日記」にこの出来事も追加します!

まだ始めて3ヶ月なので、よりより選択をするためのデータとしてはまだまだ不十分だし、良い選択か悪い選択か結果がわからないものも多いので、まだ効果の程は疑問です。

しかし、継続することによりいずれ役に立つ日が来るように、そして自分自身が良い選択ができる人になれるといいなと思っていますhappy01

そして本物・真実を見る目も養いたいですねflair

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