メディエーション勉強会
昨日4月12日はメディエーション勉強会でした。
何をどう間違えたのか案内文に開始時間を7:30と記載してしまったらしく、開始がいつもより遅くなりました。
自分の中では7時開始で正味2時間の内容を予定していたので、終了が9:30になり参加者さんには申し訳ありませんでした。
さて、今回は新しく参加して下さった方が2名いらっしゃいました。
司法書士以外の方の参加が増えるのはとても嬉しいです
お二人とも福祉関係の方で、今回のテーマである「傾聴」はよくご存じだろうから、退屈してしまわれないだろうかと若干心配しつつおりましたが、感想をお聞きすると「興味深い」というような趣旨のことをおっしゃってくれたので安心しました
今回やったのは、以前に私が受けた傾聴ワークショップの内容を短縮したものです。
ワークのやり方の説明がいまひとつスムーズに行かなかったこと、ミニレクチャーの部分がとれなかったこと、進行全体が急いだ感じになったことが反省点です。
メディエーションのトレーニングで2時間って短く感じますね
気になったのは、ミニレクチャーができなかったために、プロセスとコンテントの区別ができなかったのではないかと思われるご意見が出たこと。
コンテントつまり話の内容に意識が行ってしまい、目標である「聴く姿勢」の学び(プロセス)と客観的に”今、ここ”を見るという部分が浅くなってしまったかなと懸念しています。
それから、メディエーションの場合、メディエーターとしては自分と価値観が違ったり、経験が違ったりする人の話を「聴く」ことが必要です。この時に”共感的”に理解しながら聴くことが大切です。
理解することにも「判断的理解」「同情的理解」「共感的理解」があると言われており、共感的理解を目指したいのです。
そして共感的理解をするにも、いくつかポイントがあり・・・ということが説明できなかったので、残念でした。
逆に言えば、ファシリテーターとしての気づきが多かったのかもしれません。
個人的にも”観察したこと”と”当事者の気持ち”が違っていたことを実感し、そこから気づきがあったので良かったです。
改めて「人間関係トレーニング第2版」の該当箇所を見直そうと思いました。
御参加頂きました皆様ありがとうございました。
次回は6月14日(木)7:00から、内容は「パラフレイジングとリフレイミング」です。
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