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2013年2月 6日 (水)

修復的司法

日本行政2月号のADR特集は、レビン先生が書いていらっしゃいます。

「調停を考える  

 日本における民間調停の発展を目指して~修復的司法とは何か~」  

「修復的司法」とは刑事司法における概念です。

記事の中で、アメリカにおける修復的司法の第一人者であるハワード・ゼアの著書が紹介されているのですが

文中

「加害行為とは苦痛を伴う罰によって償われるという社会通念と、犯罪の行為者に罰を与えればそれで一件落着したとみなす、安易な市民意識が存在すると警告する」

中略

「被害者と加害者の話し合いは決して不可能ではない」

とあります。

これは、刑事事件に限らず、民事の争いでも同様だと感じるのです。

民事事件ですと、もっぱら被害に対する賠償として、金銭の請求をします。

その争いの中には、恨み・悲しみ・苦しみが充ち満ちているのです。

そして争いは、多くの人を巻き込んで拡大をします。

自分の経験を考えても争いの渦中にいるときのストレスは相当なものでしょう。

特に感じるが、近隣紛争

当初、近隣紛争はADRに向くと思いましたが、現実は違っていて、話し合いのテーブルに乗ることの難しさを日々実感しています。

当事者は、お互いをこてんぱんにやっつけてやりたいと思っているのですから。

そして、争いの場を裁判に移したら、どうなるか。。。

理想論だ、夢物語だ、と言われることはしょっちゅうですが、それでもやはりメディエーションを日本で実現させたいです。

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