日本ファシリテーション協会 復興支援室の活動を聞く
昨日は、日本ファシリテーションの災害復興支援室で中心的な活動をされている鈴木まり子さんが新潟市にいらっしゃっているということで、新潟サロン(ファニー)のメンバー8名が集まりました。
短い時間でしたが鈴木まり子さんから、これまでの活動についての説明を伺いました。
2年前の3月28日には理事会決議を得て、すぐに活動を始めたこと
まずは、力仕事などを通常のボランティアと一緒に行い、話し合い場面があった時には、ファシリテーションという言葉を出さず、ファシリテーターとも名乗らず、お手伝いをしてきたということです。
そしてそんな活動の中から、「それってどういうことをしたの?」という質問に対する解説
自分たちもやってみたいという方に対して講座を行う
自分たちでやってみたことに対して意見を求められた時にフィードバックを行う
というような経過をたどり、
時には、プログラムデザインへ意見を述べたり、話し合いの場でのアシストをするというような活動もあったそうです。
活動が口コミで、効果が伝えられ、次の依頼につながってきたということでした。
交通費は日本ファシリテーション協会から出たようですが、謝礼等はなしで活動をなさってきたとのこと。
行動力もあり、情熱もあり、素晴らしいなあと感銘を受けました。
小グループでの話し合いをファシリテートすることは、大きいイベントの司会みたいなことをするよりも能力が必要ということで、能力担保された方が参加しているようです。
鈴木さんは、被災者用のファシリテーションがあるわけではないとおっしゃっていましたが、優れたファシリテーション能力が必要という点は間違いないようです。
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