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2013年6月17日 (月)

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の改正

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律の一部を改正する法律案が平成25年6月13日に成立しました。

施行期日は、平成26年4月1日

ニュースで見たところ、「保護者制度」が廃止になるとのこと。

私が成年後見人をしている方の一人に障害者の方がいらっしゃいます。

つまり私は精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で規定されているところの「保護者」に該当しますので、今回の法改正は非常に関心があります。

厚生労働省HPにある法律案の概要と新旧対照表を見てみました。

ざっと見たところ

まず、第5章第1節「保護者」の項が、ばっさり削除。

医療保護入院の場合、これまでは「保護者」の同意だったところが「その家族等のうちいずれかの者」という表現に変わっていました。

で、後者の定義とは

①当該精神障害者の配偶者

②親権を行う者

③扶養義務者

④後見人又は保佐人

なので、表現方法が変わっただけか?と思って読み進めていくと

41条の保護者の引取義務等と42条の医療及び保護の費用(保護者が本人の医療費を支払う義務があるということ)の条文が削除されています。

なるほどflair

これが法案の概要にあった「保護者」の負担の軽減ということなんですね。

一方、医療保護入院において本人の同意なくして入院させることができる場合の運用については問題点もあるようです。

通常、後見人は被後見人に関して医療同意権はありません。

しかしながら、この法律においては、後見人は強制的に入院させることについての同意権があるのです。

この法律で明確に定めている背景にはいろいろあるのでしょうね。

実際、私が経験した場面でも、ご本人の処遇の最善って難しいなあと感じます。

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