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2013年7月 8日 (月)

東京家裁だより 第15号 平成25年7月広報

東京家裁だより 第15号 平成25年7月広報を見ました。

「心と心をつなぐ家事調停」と題して、

前 東京家庭裁判所家事部所長代行者で

現在京都家庭裁判所長の河 野 清 孝さんが記事を書いていらっしゃいます。

文中

・家事調停では,法的に公正な調整を踏まえた上で,人間関係調整のプロセスを経ながら,真の社会的紛争の解決を目指すことが大切となります。

・これを担当する,裁判官及び家事調停委員を構成員とする調停委員会は,紛争解決の基盤となる当事者間の信頼関係を醸成するに当たり,共有できる情報(認識)をいかにして増やしていくかが重要です。

・そこで,家事調停の事実関係の把握に関しては,客観的な事実だけでなく,当事者が具体的にどう認識したかという事実,つまり主観的事実(心理的事実。なお,いわゆるナラティヴ・アプローチによるものを含みます。)も検討対象とされ,法律的,社会的,経済的,心理的(感情的),倫理的な種々の要素や事情を考慮に入れて,多元的な姿勢で調停方針を定めることになります。そして,家族法のいわゆる白地規定の構造を考慮して,当事者の言い分の対立点(調停で調整すべき部分)を整理するとともに,家庭裁判所の専門性を生かした調停運営(多様なカウンセリング・交渉技法や人間関係調整等を含みます。)の努力がなされています。

これって、司法書士会やメディエーションをやろうとしている人たちがまさにやろうとしていることではないでしょうか?

特に赤字にしたところは、まさにメディエーション

裁判所の調停は、(全国的に)今後、本当にこの方向を目指すのでしょうか?

だとするならば、今後ますます民間調停の出番が少なくなってしまわないか若干心配です。

裁判所の調停は

○安い

○書記官が事前準備、郵送事務などをやってくれる

○調停人も複数おり、裁判所が研修も実施している

○調停場所も各地に確保(裁判所で実施している)

○不測の事態にも対処できる

など民間調停とは比べものにならない充実ぶり

ならば結論は

裁判所で調停委員をやらせて下さいsign03sign03ってことになってしまうのですが。。。

5月のレビン先生のトレーニングにも裁判所の調停委員をされている方が参加していましたし、九州の方へ行くとレビン先生がいらっしゃるお陰で(たぶん元)裁判官の方もメディエーションのトレーニングを受けています。

日本のメディエーションはこれからどうなるんでしょうか。

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