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2014年11月10日 (月)

日本ADR協会 実務研修会に参加しました

先週末、11月7日(金)は、日本ADR協会主催の「実務研修・実務情報交換会」に参加しました。今回は、日本司法書士会連合会のADR推進委員としての派遣です。

時間は、13:30~17:00

会場は、公益社団法人商事法務研究会 3階会議室 でした。

全体スケジュールは以下のとおりです。

第1部 ADRの運営について~調停実務の経験から」 13:3015:45 

講師:吉野孝義氏(前大阪地裁所長)

第2部 実務情報交換会 15:5517:00

  相談機関とADR機関の連携に関する日本ADR協会の取り組みについて

報告者:日本ADR協会 調査企画委員 森 倫洋氏/佐藤昌之氏

 2014年7月11日のシンポジウムの成果を受けて、消費生活相談センター等の相談機関より情報提供を受ける際の「回答シート」を例示し、解説

  ADR法に関する検討会報告書」に係る日本ADR協会の対応について

 報告者:東京大学教授 垣内秀介氏

 日本ADR協会の最近の取組みについて

報告者:京都大学教授 山田 文氏

吉野孝義氏の講義は、裁判所の実務を知らない者(私)にとっては、非常に示唆に富むものでした。

特に重要と思ったことを1つだけ記載してみます。

「裁判所でも調停の相手方からの苦情が多いこと」

<受付時>裁判所が受け付けているということは、申立人の方に味方しているのではないか?という疑念をもち、苦情になっているらしい。

<終了時>結果に対する苦情も多い。結果を聞いた周囲の人に「もっととれたのでは?」などと言われ、それが元で苦情になっているらしい。

裁判所では、ベテランの書記官を配置し、丁寧にわかりやすく説明されているとのこと。しかも書記官もかなり苦労されているご様子です。

 この点、書記官のノウハウは民間調停にとっても役に立つのではないでしょうか?(関川私見)

残念だったのは、第2部が「実務交流会」とあるものの、実際はADR協会の報告であったことでした。

将来的に本当の意味での交流会の機会があるといいなと期待します。参加人数が多すぎるため、かなりの工夫が必要でしょうが。

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