新潟県女性財団~ワールドカフェの活かし方
ずっと気になっていた新潟県女性財団の講座(講師は、加留部貴行さん)
ワールドカフェの活かし方~対話を深めて、成果につなげる~
やっぱり、参加してしまいました
平成27年3月31日で、土地の売買に関する登録免許税減税措置が切れるかと思ったら延長になったため、駆け込みもなく、時間を空けることができました
さて、ワールドカフェのこと。
全青司や講師を頼まれた講座で、何度かやってみましたが、なんだか物足りない・・・というか、自分が運営するにあたり、まだまだ改善の余地があると常々感じていました。
具体的には、各グループでディスカッションした後に、別のグループに分かれますが、そこでも同じような意見ばかりで、あまり”他花受粉”みたいなことが起こらない。。
ディスカッションして出た意見を次のどう活かすかまで行けない。。
みたいな感じ。
でも昨日の講座を体験し、疑問が解けました
まず第1に、ワールドカフェが得意なのは、共有と発散であり、収束や決定は難しいこと
収束や決定が難しいという弱みは別の手段を使う。
第2に、基本設計が重要であること
例えば、誰が対象で、その対象がどういう状態からどういう状態にもっていきたいのか
この二つがわかったことは大きな収穫でした
問いの立て方も「お見本」を示して頂けたので、自分で考えるときの参考になりました
最後に
ワールドカフェは、とても有用な仕掛けだけれど、やはりその場は”参加する人”に左右されますね。
グランドルールはあっても、聞こえていない(入っていない)人がいる場合は場が固まるし、意見の量や質も人に依存するという当たり前のことも実感
今回は、ワールドカフェの基本の「き」を学ぶことができ、非常に有益でしたが、やはりその先は、津村先生たちが提供して下さるようなプロセスを見る体験学習による学びが必要になってくるんだなと感じました。
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