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2015年3月 5日 (木)

司法書士がメディエーションを学ぶ意義

先日、司法書士会の三条支部研修会があり、出席してきました。

内容は、「司法書士賠償責任保険」についてでした。

なるべくお世話になりたくない賠償保険ですが、昨今はどのような請求が増えているのか?どういう内容まで賠償されるのか?等が気になるところです。

さて、それとは別に保険会社の方のお話で一番印象に残ったのは

年々、依頼者の請求マインドが高まっている

ということです。

SNSの利用が増えて、企業さんのクレーム対策も年々複雑さを増しているようですが、司法書士に対する依頼者の見方もシビアになっているということですね。

それは、自分自身が仕事をしていても非常に強く感じるところです。

また、以前にコンサルティングをやっている方のマネジメントの講座で、職務上、これからは”高度なコミュニケーション”が求められると伺いました。

こういう社会背景も考え合わせるに、司法書士も依頼者との関係、交渉相手との関係、その他仕事上の人間関係において”高度なコミュニケーション”が必要であることは間違いありません。

そして、その高度なコミュニケーションは、何も努力せずに学べるものではありません。

メディエーションを学ぶことは、メディエーターとしての学びの他に、司法書士という職業人が必要とされる高度なコミュニケーションを学ぶことと直結するものであると確信しています。

奇しくも、3/8の新人研修で「司法書士による法律相談を考える」というタイトルで小講義をしますが、その中に「依頼者の大半は初対面であること」というスライドを入れました。

初対面の依頼者との信頼関係を築くには・・・という流れになっているのですが、改めて自分の執務姿勢についても襟を正さなくは、と思ったところです。

つきあいの長い顧客の方とのコミュニケーションも同様で、信頼関係を継続することも難しいものです。

新人司法書士さんには、(短期的には儲からないので)ウケが悪いADRですが、依頼者との継続的な信頼関係を築き、事務所基盤を盤石なものにするためにも司法書士という職業人としては必須のスキルであるとお伝えしたいです。

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