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2015年7月27日 (月)

「対話」のための言葉

数回前の記事に引き続き、平田オリザ氏の著作から

「わかりあえないことから」 

買ってみました。

こちらも面白いですhappy01

印象に残ったことは

日本社会には、この「対話」という概念が希薄である。いや、先の辞書の記述などを見ると、それがほとんど、なかったと言ってもいいかもしれない。

一般に、日本社会は、ほぼ等質の価値観や生活習慣を持った者同士の集合体=ムラ社会を基本として構成され、その中で独自の文化を培ってきたと言われてきた。

<中略>

私はこのような日本社会独特のコミュニケーション文化を、「わかりあう文化」「察しあう文化」と呼んできた。

平田オリザ氏によれば、上記背景を元に

日本語には「対話」の言葉だけが作られなかった

そして

現在社会は、ジェンダーや年齢といった区別なく、対等な関係で「対話」を行うための言葉を生成していく「過渡期」だと言っていいだろう。

そうか、対話の習慣がないばかりか、そのための言葉もなかったのか・・・というのは目から鱗でした。

紛争解決を民間調停で行うという活動を通して、互いの価値観の違いを感じて、それを第3の方法等でどう乗り越えていくかというようなことがなされるといいなと思って、この活動を続けていますが、新潟県でなかなか理解されないのも仕方ないなあ。。。

新潟県庁の県民100の指標を通してみる県民性からして、ムラ社会の色合いが濃い新潟県では、メディエーションの受け入れは時間がかかりそう。

 例えば、海外渡航者数が平成26年で36位とかね。

でも、感覚的にですが、保守王国新潟県でも 少しずつ察しあえなく鳴ってきているような自分の正義だけを振りかざす人が増えている気がしています。

だからこそ、私たちが「対話」という場を作っていく役目を果たしたいと感じたところです。

新潟県司法書士会調停センターの皆様、今度とも頑張って行きましょうsign03

<おまけ>

以前からネタにしてた新潟県の離婚率は平成26年にまた第47位に返り咲きました(笑)

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