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2016年4月20日 (水)

いままでにない取下理由

司法書士に登録して以来、初めての理由での取下を経験しました。

ものすごくびっくりしましたが、同職の皆様でもご存じない方がいるかもしれないと考え、今回記事にします。

それは・・・

事前通知で登記申請した場合の回答書に関することです。

回答書は「A4 1枚もの」ですよね。

この文書の下の方に点線があって、点線の下に「回答欄」があるのですが、点線部分を切り取り、回答欄のみ法務局へ送付した場合、なんと申出期間の満了の翌日の日付をもって、当該申請は却下されるのです。

そのため、法務局から「取下して下さい」との電話が来たのでしたcrying

はじめ法務局から電話がきた時

はあ~?なんで??

電話で話すと、取り下げの理由は「切り取って送ってきたから」 

更に聞くと、その根拠は昭和35年9月3日民事甲2219号/登記研究155号 P25

登記義務者が不動産登記法第44条の2第1項の規定による通知書(ハガキ)に設けられた回答欄の部分(半分に切ったもの)のみに氏名、住所を記載押印の上提出した場合には、申し出がなかったものと看倣して所定の期間の満了の翌日の日付をもって、当該申請を却下すべきである。 

だというのです。

事前通知の制度は最近の法改正でできたはずなのに、おかしいじゃないか!!というと権利証/登記識別情報がない場合の措置で、回答欄を送らせるということは共通しているから、現行でもこの通達が生きているのだそうです。

仕方なく、取り下げて再度申請しましたsweat02

確かにあの点線”切って下さい”というニュアンス出していたなあ~とは思います。

法務局にも「切り取らないようにして下さい」という注意書きを入れてもらうように頼みましたが、私の事務所では、事前通知の場合は依頼者さんに「こういう流れです」という図入りの説明文書をお渡ししているのですが、その文書の注意書きに 速攻

点線がありますが絶対に切り取らないで下さい。A4用紙のまま返送して下さい。

と書き加えたことはいうまでもありません。

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