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2016年8月 9日 (火)

アジアビジネスロー研究所

先月の日本ファシリテーション協会 新潟サロン7月例会で

「まわしよみ新聞」を作ってみました。

その時に発見した日本経済新聞の記事

”アジアの契約ルール統一議論”

シンガポール法律アカデミー(SAL)でアジアの法律統合を議論する委員会で委員長を務めるシンガポール法弁護士のリー・シュエ・ファーン氏の記事でした。

平成28年1月にSALで「アジアビジネスロー研究所」を立ち上げたとのこと。

上記ファーン氏によれば

「企業間の契約が共通ルールの基に運用され、それを裁判所も認めるようになれば、企業の法務コストはもっと下がるはずだ」

とのこと。

日本をふくめ、アジア各国の法律家を巻き込み議論を盛り上げていきたいと意気込んでいらっしゃるようですhappy01

ちょうど、今年の仲裁ADR法学会で弘中聡浩弁護士のご報告&質疑応答を興味深く聞いて参りました。

ちなみにテーマは”仲裁における当事者サイドの行為規範”です。

司法書士には、関係ない分野で全くの門外漢のため、正しい理解に基づいて書いているかが非常に心配であるという前置きのもと・・・

仲裁を利用する当事者代理人のうち、実体準拠法を知らない仲裁人・代理人の問題があるとのご指摘がありました。

当日テキスト中では、IBA当事者代理ガイドラインにおけるコメント

「仲裁廷への法律的な書面については、当事者代理人は、彼/彼女が合理的と信じる法律、契約、条約その他一切の法的根拠の解釈を議論することができる」

とあるところ、

弘中先生によれば実務上、でたらめな法律論を言う代理人がいて、反対当事者はなんでこんなことに時間を使わなければならないのだろうと思うことがあるそうです。

弘中先生は、話の内容もさることながら、見るからに聡明そうshine

そんな先生が対峙する相手方代理人が訳の分からない解釈を述べたら、さぞイラッとすることだろう・・・などと思いました。

学会当日は、国際仲裁の場面で、でたらめな法律論を言うなんてそんなことあるのsign02と、とてもびっくりして、印象に残っていました。

そんな時に、上記日経記事

じゃあ、アジアだけでも企業間契約ルール統一できれば、そんなイラっdownは少しは解消されるのではないか?と安直に考えた次第です。

シンガポールはADRでも先進国です。

それを更に推し進めるような動きで、すごいなあと感銘を受けました。

今後、この議論がどう進展していくか楽しみですhappy01

私のような司法書士には、直接 全然 関係ないけど(笑)

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