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2016年10月

2016年10月27日 (木)

質問は難しい

前回の記事で「鳥瞰」の聴き方をやってみたいと

書いたものの

やはり本来の司法書士の仕事になると、どうしても事実を詳細に聞き取る必要があります。

そうでないと、正確な書類作成ができませんsign03

この事実は あったのか、なかったのか?

この変更は、いつ行われたのか?

この事実が記載されている書類はどれなのか?

などなど

つい”ド直球の質問”をしてしまいます。

逆に、”ド直球”は失礼かなと思ってちょっと遠回りな聞き方をすると、質問の趣旨や意図が伝わらないこともあったりsweat02

言葉の選び方もあるかな~と思って、わかりやすさも心がけているつもりですが、これがなかなか。。。

仕事の完成のためには、鳥瞰の聴き方は一旦脇に置こうかな~coldsweats01

また、司法書士にとって、よくある困り事の一つ

「重要な事実」について、依頼者さんから司法書士に話がないとき

これについては

「聞かれなかったから」とよく言われますcrying

そういう意味でも、こちら側で適切な質問をして、答えを引き出すことが本当に重要になってきます。

もちろん、信頼関係がないから「敢えて話さない」ということもあり、そういった部分をおろそかにしてはいけない!ということもありますよね。

裁判事務をたくさん手がけている先生方は、引き出す質問がとてもお上手です。

勘所がわかっているというか。

ここは、ワタクシ まだまだです。。。

場面や相手に合わせて、適切な質問をするって、本当に難しいなぁ。

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2016年10月25日 (火)

長尾文雄先生 「傾聴と共感」

ファイスブック記事のおかげで、長尾文雄先生 のご著書「傾聴と共感」を知りました。

(長尾先生は、私が山梨HIL主催のTグループに参加したときのトレーナーでいらっしゃいます。)

当該フェイスブック記事は以下のとおりです。

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この9月に、私の活動の一つ「関西いのちの電話」の広報誌に20年あまり連載した電話相談ボランティアのヒントにと、「傾聴と共感」についての短文80編をまとめた本を出版しました。
目的は、関西いのちの電話の資金集めの一助です。長尾の本を読んで、電話相談活動の理解と支援をしてくださる方は、下記の要項で、ご購入協力をお願いいたします。

新著発刊のご案内とお願い...
『いのちの電話に学ぶ 傾聴と共感』
長尾文雄著  発行:社福)関西いのちの電話 2016年9月 B6版/196p

下記にお名前・住所・電話をお知らせください。
社福)関西いのちの電話事務局
電話:06-6308-6868(平日9:00-18:00)

メール: kaind*x.age.ne.jp (*を@に変換して下さい)
図書と、一般頒布価600円+送料180円の「払込取扱票」を添えて、郵送いたします。


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で、早速購入

Img_20161025_170610

メディエーションのトレーニングを受けているときに、何度となく”共感”という言葉を聞きましたし、自分でも発してきたように思います。

しかしながら、それがどういうことか本当はうまく説明・理解できていませんでした。

このご本の中には、”共感”に関するヒントが様々な角度から書いてあります。

特に気に入ったものの一つが” 「鳥瞰」の聞き方”です。

ものを見るときの見方が2つあり、一つは対象をじっと見つめる「凝視」

もう一つは対象物だけでなくその背景も含めて全体を眺める「鳥瞰」

心理的に混乱状態にいる人に「誰が・いつ・どこで・何を」という事件の細部を訊問のようにしまうと、相手はますますわからなくなる。。。

そこで鳥瞰の聞き方を、ということです。

共感の前提は、そのように「鳥瞰」して見えてくるかけ手の世界をまるごと受け入れることなのです。

ついつい、訊問調になってしまう私ですが、次第にぼんやりと世界が見えてくる、そんな聴き方を試してみたいなと思いました

最後にTグループにご興味がある方はこちらもどうぞ。

http://hi-laboratory.com/hil-about.html

http://jiel.jp/programlist/core/core1602/

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2016年10月23日 (日)

新潟県司法書士会 会員研修会に参加

昨日、10月22日は新潟県司法書士会の会員研修会に参加しました。

お題は「時効取得による所有権移転登記訴訟」です。

同職の皆様には、手がけていらっしゃる方も多い類型のお仕事です。

講師は、この分野で著名かつ著作も多数書いていらっしゃる東京会所属の小山弘先生です。

ちょうど、多数相続人間でもめている遺産分割事案で時効取得の可能性はどうかな?と調べようと思っていた矢先でありましたところ、ズバリの解説があり、大変勉強になりました。

一方、高名な先生にレベルの低い新潟県においでいただき、なんだか申し訳ない気持ちになりました。

ある論点・問題について、会場に意見を求める場面がありましたが、誰も何も言わずということで、先生の結論としては「本当は知っているけど、秘伝であるから黙っておくということなのですね」でした。

講義中、こういった場面が複数ありましたが、そのたびに上記を繰り返される先生でありました。

私の場合は、もちろん秘伝などあるわけもなく、単に勉強が足りないというだけですsweat01

ちなみに当日参加者は100名近くいたように思います。

話は変わりますが、ちょうど、少し前に入江先生の論考「調停人の態度のトレーニング」を読み、非常に感銘を受けました。

関与していた案件で、自分自身の態度・言葉遣いが相手に与える影響について考えることが多かったためになおさらでした。

論考中で、「対等性を内面化する態度形成のためのトレーニング」という項目がありました。

インストラクショナルデザインの理論が参考になるとのこと。

詳しくは、先生の論考をお読みいただけばと思いますが、「態度は教育可能」ということです。専門家にとっては、アンラーン(学びほぐし)することが調停トレーニングでは必要となると書いていらっしゃいます。

先日の会議で講演頂いた弁護士の増田先生や紛争解決学を提唱されている廣田先生の「真の紛争解決とは何か?」に対するお考えにも通じるものがあるなあと思ったところです。

来月伺う秋田県での研修を行うにあたっても留意したいと思います。

なんだか、支離滅裂な記事になりまして申し訳ありませんsweat02

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2016年10月20日 (木)

配偶者の法定相続分が変わる?

昨日のニュースで、法務省が民法(相続関係等)の改正に関する中間試案についてパブリックコメントを募ったところ、「配偶者の法定相続分を引き上げる」という部分で反対意見が相次いだ旨を伝えていました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000084-mai-soci

ちなみに、現在の法定相続分は

子供と配偶者が相続人の場合、子供が1/2  配偶者も1/2 です。

これを子供1/3  配偶者2/3 に引き上げようという話です。

この改正案を見たとき最初に思ったことは、

(司法書士的に)相続登記の時に相続分を間違えそうsweat01

でした。

現在の法定相続分になったのは、確か昭和56年1月1日からです。

それまでは、 子と配偶者の時は 子供2/3  配偶者 1/3 でした。

今回の改正案の逆ですね。

これでまた改正になると、法定相続分がいつくか?の区分が3つになってしまい、相続開始日に応じて、どれになるのか間違えないように気をつけないといけないぞと思ってしまうワケです。

また、今年話題になった某裁判官のツイッター記事によれば、

法務省は,この改正は,法律婚重視派の与党議員らに言われて仕方なくやってるところがあるんだよね。民法900条4号ただし書前半部分の削除を通す代わりに。だからダメでも別に構わない

とのこと。

新潟県の田舎で細々やっているワタシ的には、配偶者の法定相続分が増えたらいいなと思った事案はほとんどありません。

ちなみに、中間試案にある”配偶者の居住権”があったらいいな~思った事案もなく、同様に本当に必要???って感じです。

実務的に上がってきた改正じゃないみたいだし、私もこの改正には消極ですね。

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2016年10月18日 (火)

「失敗の本質」再び

日曜日の毎日新聞の広告欄に

かなり大きく書籍「失敗の本質」が載っておりました。

昨日、月曜日の毎日新聞でも、とある記事で紹介されていました。

小池知事の発言にも出てきたことから、改めて脚光を浴び嬉しい限りですshineshine

私も「空気の研究」から「失敗の本質」へと読み進んだ者の一人です。

この本に出会った時は、衝撃と喜びがありました。

そして、日本の組織では今なお、ここで書かれている戦略・組織上の失敗が繰り返されていると感じます。

都庁しかり、私の所属する組織しかり

目次にあります戦略・組織上の失敗を以下に挙げてみます。

spade戦略上の失敗要因分析

1.あいまいな戦略目的

2.短期決戦の戦略志向

3.主観的で「帰納的な」戦略策定~空気の支配

4.狭くて進化のない戦略オプション

5.アンバランスは戦闘技術体系

spade組織上の失敗要因分析

1.人的ネットワーク偏重の組織構造

2.属人的な組織の統合

3.学習を軽視した組織

4.プロセスや動機を重視した評価

これらを打破するには、相当な圧力・裏工作があること間違いなしsign03

小池知事、応援していますhappy01

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2016年10月16日 (日)

司法書士会調停センター担当者会議 終わりました

司法書士会調停センター担当者会議 

なんとか

無事に

終わりましたcoldsweats01

緊張して”顔”が疲れましたwobbly

終わってみると、前半は、本当に慌ただしくて写真を撮っている暇もなしsweat01

後半はこちら

第二部 愛知県弁護士会 増田先生のご講演

Img_20161014_144301

第三部は まずはTさんの説明の後、ディスカッション

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久しぶりにADR仲間と会えましたが、なんだか慌ただしく、あんまりお話もできず。。。

挨拶すらできない方もいて、失礼いたしましたbearing

あぁ、相変わらず余裕がない私。

反省はこれからじっくり致します。

次回会議では、今年もアンケート集計をしまして、”ふりかえり”をいたします。

お忙しいところ、ご参加頂きました皆さま、大変お疲れ様でした。

また活発なご議論をして頂きましてありがとうございましたshine

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2016年10月12日 (水)

初めての「トランスクリプト」

急に秋が深まりました新潟ですmaple

朝晩が寒くなり、今日は事務所にもファンヒーター登場!

今日は、冷たい雨降りになり、なんだかもう年末に向かってる感さえ感じる今日この頃でございます。

さて、9月の新潟県司法書士会調停センター主催の調停研修会では、東海大学の北村教授がおいでになり、受講生たちのやりとりをビデオに撮って行かれました。

本日、北村先生からその結果たる調停ロールプレイの「トランスクリプト」をお送り頂きましたshine

「トランスクリプト」とは、映像データの文字素起こしのこと、らしいです(関川予想)

この金曜日に調停センター担当者会議を控えて、ナーバスになっている身としては、ここで、事実に忠実なシロモノを目にした結果、立ち直れずに会議欠席となりかねない・・・と考え、サラッと見てすぐに閉じることといたしましたcoldsweats01

が、コワイ物見たさでちょっと見た感想は

新たな口癖発見sign01

ものすご~~くたくさん 「あの~」と言ってるsign03

調停スキルは・・・・sweat02

これからもトレーニング・勉強ともに頑張りますsweat01

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2016年10月10日 (月)

TED TALKS 読了

あちこちの書評で取り上げられていた「TED TALKS」

Photo

もともとTEDが好きってこともあるのですが、つい買っちゃいましたcoldsweats01

読み進むにつれ、納得flairと思える箇所に出会いました。

それは、最終章”考察”パブリック・スピーキング革命のところ

前段としてデイビッド・ドイチェの「世界の究極理論は存在するか」を引用し、以下のような説明がされています。

・知識と理解を区別すべき

・何かを理解するには、それと反対の方向に向かわなければならない

・知識の統合が必要

そして、インターネットが普及した今、スマホでいつでもどこでも、どんな専門知識でも手に入る世界であることを前提に我々と子供たちは、未来のために何を学べばいいのか?その答えとして

・背景知識

・クリエイティブな知識

・人間性に対する深い理解

<中略>

この類いの知識は、一流大学の有名な学者だけのものじゃない。大企業の社員研修で教えてくれるものでもない。ものすごく広い範囲の情報源から集められるものだ。

<中略>

分野によって知識は違っても、それらはみんなつながっている。そしてお互いに呼応している。つまり、あなたの説明の中のなにかが、僕にものすごいひらめきを与えてくれたり、僕の中に新しい考えを生み出したりするということだ。

<中略>

自分の専門外の知識に人々は触発され、その中で世界と自分の役割をより深く理解するようになる。このことが、パブリック・スピーキング革命のひとつ目の大きな原動力になる。

TEDは18分以内でプレゼンを行います。

TEDを見ていると、難しいことでも、短時間でわかりやすく伝えることってできるんだな~、すげ~な~と思っていたところ。

これまでもTEDのお陰で、いろんな分野のプレゼンを楽しんできました。

これからも自分の専門に限らず、様々なプレゼンを見ていこうっとnote

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2016年10月 8日 (土)

日本ファシリテーション協会 新潟サロン 10月例会のご案内

自分の担当である9月例会が終わったところで、日本ファシリテーション協会 新潟サロン10月例会のご案内ですhappy01

diamond日時:平成28年10月22日(土)13:30~16:00

diamond場所:万代市民会館(アルザ万代) 307.308

diamondテーマ:ファシリテーション・エクササイズ

diamond参加費:一般500円(FAJ会員と学生は無料)

お申し込みは、メールにてお願いします。

チラシのダウンロードはこちらです。「2016.10Faniiチラシ.pdf」をダウンロード

今回は、道具としてのファシリテーションの基礎である”書く”練習です。

”道具”は使えると便利ですsign01

どうぞ、奮ってお申し込み下さいnote10

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2016年10月 7日 (金)

「燕三条 工場の祭典2016」株式会社テーエムさんに行ってみた

ただいま、燕三条地域では”工場の祭典”開催中

「燕三条 工場の祭典」とは、燕三条地域の名だたる工場が、一斉に工場を開放し、訪れた方々に工場でものづくりを体感していただくイベント。

とのこと。

昨日、新潟県中小企業家同友会三条支部のミーティングに行ったとき、出席メンバーのお一人 株式会社テーエムの渡辺社長もこのイベントに参加しているこということで告知をしてくれました。

このイベントは数年前から始まった記憶ですが、私個人的には全く関係なし・・・ということで何をしているのかもよくわからずにおりました。

今回はちょうど良い機会sign01と思い、株式会社テーエムさんに行ってきましたnote

http://kouba-fes.jp/%e3%83%86%e3%83%bc%e3%82%a8%e3%83%a0-2016/?lang

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工場の祭典やってます!の目印

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渡辺社長とお姉様です。素敵な笑顔ですねheart

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テーエムさんは、鉄やステンレス製品に”黒染め”加工をする会社です。

作業工程の説明を受けております。

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特殊な液に浸した洗浄した製品を引き揚げる作業のところ(すみません、間違いでした)

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乾燥作業をしているところ

完成品の写真を撮ってくるのを忘れた・・・社長、ごめんなさいcoldsweats01

今回、初めて工場見学に行ってみましたが、改めて燕三条地域の地場産業ってスゴイなと思いました。

ステンレスに”黒染め”をすることができるのは、日本で数社しかなく、その貴重な1社が株式会社テーエムさんなのですsign03

すご~~いshineshine

私が帰るときも続々と見学の方がおいでになっており、活況でしたshine

工場の祭典は10月9日まで実施中

ぜひ、燕三条地区に遊びに来て下さいhappy01

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2016年10月 3日 (月)

東京都の決定方法は空気

豊洲移転の問題

連日、マスコミを賑わせていますね~。

誰が盛り土をやめて地下空間を作ることに決めたのか?の犯人捜し

(多くの皆さまもそうだと思いますが)これ、絶対不可能だと思っていました。

役人が誰かの責任を明確にするような議事録等を作ってるわけないし、日本人における重要な決定は「空気」で決まることが多いからですgood

そう思っていたところ、小池知事も山本七平の”空気の研究”を引き合いに出してましたねhappy01

相変わらず、スゴイ威力です!意思決定時における空気の役割

これって、日本語という言語の影響もあるのかなとか思ったりします。

理論的に説明するには英語で話せ、みたいなことを聞くことがあります。

メディエーションにしても、最近話題のマインドフルネスにしても、アメリカ人ってマニュアル作るのうまいな~、商売にするのうまいな~と思います。

キッチリ、言語化して商品化できるって羨ましいです。

ちなみに、メディエーションを勉強していなければ、こういった目線を持つこともなかったので、その意味でもメディエーションって私にとって本当にいろんなことを教えてくれているなと改めて感じます。

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