日本ファシリテーション協会 新潟サロン10月例会に参加
10月に入って、イベント目白押しです
1日は日本ファシリテーション協会 新潟サロン10月例会に参加
今回のテーマは
「ロの字会議をなんとかしたい!」
このテーマに先立ち、以前の記事にも書きましたが ロの字会議の効用もあるし、 それを必要としている人も多いのが現実です。
今回の例会では、稔りあるロの字会議にするための 工夫もしくはそこからの脱却を図る方法を考えましたが、 その検討・思考プロセスを経て 個人的には、会議を主催・統括するリーダーの資質に 左右されるものであるとの意を強めました。
ロの字会議を継続することの理由として出た意見として
ヒエラルキーが構成されていないと怖い
というのがありました。
これは裏を返せば、能力的な担保があり、本人にも自信があれば 怖くないであろうが、自信がないからヒエラルキーが必要となる ということではないかと思うわけです。
トップダウンに限らず、リーダー自ら、会議の場で意見を吸い上げて、 その場を充実したものにするための努力というか 工夫をするかどうかにかかっているような気がします。
なので、個人的にはリーダー論に帰着してしまいます。
他方、会議に参加する方もこの場をよくしたいという強い意志と 努力を続けられるかどうか?が重要と感じます。
経験上、待てばリーダーは変わります。
その機会を捉えて、適切な働きかけができるかどうかが重要
ということで、私見では組織開発につながる話だなあと 思っております。
まとめると、個人的資質を上げる1手段としてファシリテーションは 有効だと思っておりますが、それだけでは足りず、 組織開発を見据えた人間関係への働きかけができる人材がいるか どうかにかかっているなあというのが例会に参加した感想です。
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