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2019年12月 1日 (日)

裁判の迅速化に係る検証に関する検討会(第63回)開催結果概要

裁判の迅速化に係る検証に関する検討会(第63回)開催結果概要の中に興味深い内容が含まれておりますのでご紹介

「調停委員の在り方」について議論がされています。

裁判所では「同席調停」は念頭にない、というような話を聞いたことがあります(真実かどうかは不明)

が、実際に同席調停も始まるなんて可能性もあるのでしょうか?

(小林委員)

○ 基本的な方針及び実情調査のテーマの骨子に異存はない。民事については,最近,民事訴訟手続のIT化やファストトラックの導入等に関する報道が相次いでいるが,現在はどのような状況にあるのか。また,一般の方からみるとIT化と迅速化検証の関係性が分かりにくいと思われるので,先の話ではあるが,第9回報告書でその全体像を示すことを検討してはどうか。また,家事については調停委員の役割が変化しているという印象を受ける。以前は調停委員が人生の先輩としての立場で当事者を諭すような形で調停が成立するケースが多かったと思われるが,当事者間の対立が激しい事件が増加し,権利意識も高まる中で,当事者双方が代理人を選任する事件が増加している。実情調査では,調停委員がどのように調停に関与しているのかだけでなく,限界を感じる場面があるかという点,それが調停の成立・不成立にどのように影響しているか,また今後の調停委員の役割,在り方という根本的な部分についても聴きたいと思う。

(渡邉民事局第二課長)

○ 民事訴訟手続のIT化については,現行法の下で実施可能な手続について令和2年2月頃から順次展開していく予定であり,今クールで取り上げることは時期尚早であると考えている。また,ファストトラックについては関連する立法について議論されているところである。IT化は民事訴訟の在り方自体に変化をもたらすものと考えられ,これがどのように波及していくかは迅速化検証を進めるに当たり非常に重要な問題だと考えているので,必要に応じてIT化の検討状況についても適宜御説明をさせていただきたい。

(山本座長)

○ 私も民事訴訟手続のIT化の検討に携わっているが,IT化の検討はまだ始まったばかりであり,今クールで検証対象とすることは難しいと思われる。ただ,今後,IT化が迅速化検証にも大きく影響してくるだろうと思っている。

(澤村家庭局第一課長)

○ 調停委員の役割について,紛争の激化や当事者間の対立構造の明確化の中で変化があることは御指摘のとおりであり,調停委員の役割について改めて認識しなければならない時期にあるという言い方もできると思われる。裁判所も,調停委員に対する研修や裁判官との評議を通じて,調停委員が役割を認識し,その役割に応じた調停運営をすることができるよう日々工夫していると思う。実情調査では,そのような工夫や,調停委員自身の役割認識,調停運営に当たり困難と感じる部分やそれを解消するための工夫はまだ始まったばかりであり,今クールで検証対象とすることは難しいと思われる。ただ,今後,IT化が迅速化検証にも大きく影響してくるだろうと思っている。

(澤村家庭局第一課長)

○ 調停委員の役割について,紛争の激化や当事者間の対立構造の明確化の中で変化があることは御指摘のとおりであり,調停委員の役割について改めて認識しなければならない時期にあるという言い方もできると思われる。裁判所も,調停委員に対する研修や裁判官との評議を通じて,調停委員が役割を認識し,その役割に応じた調停運営をすることができるよう日々工夫していると思う。実情調査では,そのような工夫や,調停委員自身の役割認識,調停運営に当たり困難と感じる部分やそれを解消するための工夫等を質問することが考えられるので,御指摘を踏まえて検討させていただきたい。

(山本座長)

○ 是非,調停委員の悩みの部分をうまく聴き出せるような形で,ヒアリングできればよいと思う。

(山田文委員)

○ 家事事件手続法は,調停手続の透明化や当事者との情報共有を打ち出したものと理解しているが,当事者双方同席の下で事情を聴き取ったり情報共有をしたりすることも合理的な調停運営の一つの方法であり,当事者にとっても透明な手続と言い得る。最初の手続説明や期日終了時の説明を双方同席で行っている裁判所や,双方同席での事情の聴き取りといった工夫をしている裁判所もあると聞いているので,双方同席での手続運営の実情についても調査していただけるとありがたい。

(澤村家庭局第一課長)

○ これまでの実情調査においても,冒頭の手続説明や,いわゆる「終わりの会」における次回の準備事項の確認を双方同席で行っているという工夫例が紹介された。今回の実情調査先でも,そのような工夫があるかどうかを含めて聴取したい。

 

 

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