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2020年1月23日 (木)

NVCメディエーションをご紹介したかったワケ

前回の記事の続きになります。

私は2年前にNVCを知り、それを勉強するうち司法書士会調停センターの皆様にご紹介したいなと思いました。

ちなみに昨年の新潟県における新人研修でも取り入れてみました。

そのワケは

1.共感の定義がわかりやすい

 これまで産業カウンセラーとかメディエーショントレーニングとかで共感、ラポールの形成という言葉はよく使うものの、実際どうやるの?となると、正解はないし、これまではTグループなど体験学習に行ったり、書籍を読んだりして自分なりに答えを出すみたいなことでした。

 新しく調停センターに関与してもらう司法書士さんにそんなことまでは要求できません。

 先日の研修でも講師よりNVCでいう共感は「相手に関心を向ける、感情とニーズに興味を持つ」ことというご説明がありました。

 これならば、わかりやすいし、初学者にも取り組みやすいのではないでしょうか?

 どの調停センターも協力者が少なくて、疲弊している中、興味を持っていただくにはなるべくわかりやすい説明が重要と思っております。

 

2.ロールプレイではなく、フライトシュミレーター

 これまでのメディエーションでは調停”ロールプレイ”でした。

 しかし、NVCでは「フライトシュミレーター」と呼んで、パイロット同様、本当に調停を実践することを目指して、個人のスキルに合わせて事前に練習するという工夫があふれています。

 例えば、事前に練習しようとする方(メディエーター役の方)が激しさのレベルを選び、それを当事者役に申告することで、初学者から経験者まで自分の習熟度に合わせて練習できます。

 こういった丁寧な工夫があることを知り、なんだかこれまでのロールプレイは少し、乱暴だったのかもという思いを持ちました。

 実際、ロールプレイをやって嫌になったという方がいましたし。。。

また、先日の関ブロ研修でも、同じグループにいた方より共感トランプのワークで、カードを使って感情とニーズを結びつけることで、大変わかりやすかったという感想も頂戴しました。

そして、感情とニーズの言葉の例もあり、それを見ながら練習できます。

自分の言葉として入るまで、何度でも見直すことができるので、練習もしやすいなと感じております。

このような理由で、初学者フレンドリーだなあと思い、裾野を広げるにもいいなと思ってご紹介した次第です。

 

10年近く前になるのですが、新潟県の同業者さんから、「なぜ司法書士がADRをやるのか?あなた(関川)がやりたいだけなんじゃないか」と言われたことがず~~~っと引っかかっております。

今回のNVCも単に関川の興味・趣味だから、と誤解されると困るなあと思っておりまして、続きの記事を書いてみました💦💦💦

なお、東京会でも過去にNVCの研修は企画され、それを受講された方もいたので、調停センター関係者でも知っている方は複数おります。

 

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